殺人鬼

撮影、文章:彩

事故で幼い頃の記憶を失っていたが、最近になり突然おぼろげに蘇り始めた。記憶の中に最愛の人がいることを薄々自覚しながらもいざはっきりと記憶が戻ってみると、その人は事故で惨たらしく死んでしまったことまで思い出してしまい、心の支えが一気に砕ける

それから、遠い記憶を頼りにその人に『似たパーツ』を持つ被害者たちからパーツを奪い、
最愛の人を作ろうとし始める。被害者にはどんな手を使ってでも近づき、信頼を得て、親しくなってから襲う。
腕や足や唇など、必要な部分だけを持ち去り、残った部分は巧妙に廃棄。

ある日、正に理想どおりの目を持つ人を見つけ、何とか瞳を奪うことに成功したが
被害者は生まれつき片目しか持っていなかったため、永遠に最愛の人を完成することが出来ないと悟り、絶望して自身と作りかけの最愛の人に火を放ち、自殺。
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